行政書士になるには?

行政書士の仕事をするには、行政書士の資格を取って、行政書士登録をしなければなりません。

行政書士の資格を取る方法は、次の2通りです。

  1. 行政書士試験に合格すること
  2. 国や地方公共団体の公務員として、また一定の独立行政法人の職員として、行政事務に17年間または20年間従事すること

尚、弁護士、弁理士、税理士、公認会計士の資格を持っている人は、上記の方法を経なくても、行政書士になることができます。こうした資格には、行政書士資格が含まれているわけです。ただし、やはり行政書士業務をするには、日本行政書士会連合会への行政書士登録が必要になります。

現役の行政書士で最も多いのは、やはり行政書士試験に合格した人達です。行政事務の実務経験によって資格を取った人達が、公務員を定年退職した後に開業するケースも見られますが、全体からみると、その数はそれほど多くはありません。また、弁護士や税理士が、あえて行政書士登録をする例も、それほど多いとは言えません。

この行政書士試験は、1年に1回、例年11月の日曜日に、全国の試験会場で行われています。学歴や年齢による受験資格は設定されておらず、誰でも受験が可能です。ちなみに、平成23年度試験の最低年齢合格者は16歳、最高年齢合格者は73歳でした。・・・とは言え、合格者の大きな割合は、20歳代から40歳代の人が占めています。

さて、行政書士試験の難易度ですが、税理士試験、司法書士試験、社会保険労務士試験といったこの種の国家資格の中では、行政書士試験は比較的取りやすい方であると言われています。しかし、それでも近年、明らかに試験が難しくなっています。

ここ10年程の合格率の推移をみると、平成15年度試験以降は10%を切っており、平成15年度や17年度試験は2%台と、かなりの難関試験の様相を呈するようになりました。

平成23年度試験は、8.05%と比較的高めの合格率ではありましたが、行政書士試験の難化傾向は、これからも続いていくと思われます。