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行政書士の仕事

行政書士資格取得後の仕事・年収

行政書士試験に合格し、各都道府県の行政書士会を経由して日本行政書士会連合会に登録すれば、誰でも行政書士を名乗ることができます。ですが、行政書士になったからといって、すぐに仕事が発生し、収入が得られるわけではありません。

行政書士試験の合格者の多くのその後の足取りは、①独立開業 ②行政書士の資格を活かして就転職 ③その他 の3つのパターンになるようです。そのうち最も多いのが①の独立開業です。

①独立開業

もともと独立開業をめざして試験を受ける人が多い資格ですから、合格者の多くが①独立開業という道を選ぶのは当然のことといえるでしょう。ですが、実は行政書士試験で問われる内容は、行政書士の実務とはほとんど連動していないのです。医学生は、大学6年間では病気や人体に関わる知識のみを学び、医師国家試験合格後に研修医となったときにようやく医師としての実務を学び、身に付けるそうです。

行政書士にもそれと似ている面があるかもしれません。試験に受かったとしても、それだけでは実際の行政書士業務をこなすことはかなり難しいでしょう。

②行政書士の資格を活かして就転職

実は行政書士事務所などでの行政書士としての求人は決して多くはありません。また、収入面でもあまり恵まれてはいないようです。

資格を活かして就転職するとしたら、弁護士事務所や司法書士事務所など、他の士業の事務所内で専門知識を活かすというやり方の方が賢明かもしれません。

③その他

行政書士試験合格者のその他の道としては、より難易度の高い司法書士などの法律系資格をめざす、資格を活かしたコンサルティングなどの仕事をする、社内で資格を活かして昇進する、資格予備校の講師になる、専門知識を活かして執筆などの仕事をする……などが考えられます。

番外編としては、法科大学院の学生や国家公務員試験などを受ける予定の学生などが腕試しに行政書士試験を受験することも多いようです。