行政書士の勉強方法を、人に教わるかどうかで判断するなら、「独学」という方法があります。行政書士の独学はよく、「それで合格できるのか?」とよく物議をかもしています。
独学はリスク
大半の女性にとっても、独学で行政書士の合格が可能なら費用対効果がすごく高くなりますから「やれるのならやりたい!」という声が多いのですが、うかつにやりはじめてはいけない理由があります。
単刀直入に書くと、行政書士の試験で、独学をすることはかなりのリスクです。過去問を活用した効率のよい勉強をやりまくるとしても、独学では落とし穴にはまる危険がいっぱいあると思ってほしいと思います。
行政書士の独学は、毎年チャレンジする人たちがいますが、独学で受かった人は、どの年でもものすごく少ないのが実情です。その数少ない独学合格者のまねをしても、うまくいかないことがほとんどだと思ってください。
独学のメリット
- お金はほとんどかからない、教材・参考書を買いに行く程度で終わり
- 好きな時間に好きなように勉強できる
独学のデメリット
- わからない部分に出くわしたときに、自力で解決するしかない
- 勉強の進行速度が遅くなりやすい
- 知らない間に、受験に必要な対策から遠ざかってしまう恐れが強い
- 総合的に、挫折するリスクが非常に高い
行政書士の独学がうまくいかない原因は、行政書士の難易度が高めで、独学で何とかなるような代物ではないからでしょう。……だからこそ、受かる人が少なくて、世間で「先生」と呼んでもらえるような社会的地位が与えられるのです。
女性は粘り強い生き物だというイメージがあります。その特徴があれば、男性よりは独学することに向いているかもしれません。それでも、時間がとにかく膨大にかかってしまうことを前もって覚悟してください。
1年以上勉強する余裕があるのだったらそれでもいいかもしれません(たとえば、すぐに仕事をする必要のない主婦であったり、大学の1年生であったりする場合ですね)。
独学で最初試してみて、手ごたえを感じた場合でも、「途中で行き詰ったときにどうするか?」を、決めておいたほうが賢明です。
※途中からでも申し込めそうな通信講座にあたりをつけておくような工夫は大切でしょう。